沖縄の奇跡

新年を迎えたと思ったら1月も既に後半。
正月の出来事が、もう先月のように感じます。

こんにちは、工事部の杉原です。

今朝の情報番組によると、デパートでバレンタインの売り込みが始まったそうで、2月の足音が聞こえてきました。

バレンタインといえばチョコレートですが、私は甘い物が苦手なのでいつも食べてるチョコはカカオ70%。
ほろ苦さがちょうどいいんです。
もしバレンタインにチョコレートを頂けるなら、甘さ控えめなチョコでお願いします。

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しんらいライフサービス株式会社
工事部 杉原まで

くれぐれも送り間違いのないようお願いします。
事前受付も行なっています。

さて今回は、沖縄での奇跡的な出来事をお話しようと思います。
今まで沖縄へ50回ぐらい行ってますが、ほとんど毎回ミラクルな出来事に出くわします。

それが私を何度も沖縄へ行かせる要因でもあります。
かといって凄いミラクルを想像しないで下さい。
大したミラクルではないのですが、その中の一つを今日はお伝えしたいと思います。

それは数年前に沖縄の琉球ガラス村へ行った時の事です。
私は沖縄へ行くと、必ずここを訪れます。
目的はピンポンゲーム。

[ピンポンゲームとは]
床に置かれている琉球ガラスのグラスへ、ピンポン玉を投げて入るとそれが貰えるというゲームです。

300円で5球。
沖縄へ行くと毎回やるんでウチには山ほどのグラスがあり、琉球ガラスのグラス専用の茶箪笥もあります。
でも今回のミラクルな話はピンポンゲームではありません。

数年前に行った時は、このゲームの向かい側に三角くじのコーナーがありました。(今はもうありません)

ちょっと気になったので近寄ってみると、お店の気さくなおばちゃんが、

「1回どうですか?」

と声をかけてきました。
景品を見ると、

特賞 : 高さ50cmの特大シーサー(持って帰るのが大変)
1等 : 高さ20cmぐらいのシーサー(昔ながらの恐い顔のシーサー)
2等 : 沖縄の茶碗
3等 : 5cmぐらいの小さいシーサー
4等 : シーサーのキーホルダー

欲しい物が見当たらない…
お店のおばちゃんは、

「この特賞のシーサーは買うと何万円もするよ」

と得意げに話していますが、私の心は全く踊りません。
もしこれが当たったとして、帰りの空港で荷物を預ける列に並んでる姿を想像すると、シーサーを抱えてる自分が渋すぎます。

〝当たって困るクジを引いてもなあ〜〟と思いながら景品をもう一度見渡すと、2等の茶碗に目が止まりました。
沖縄の焼物(沖縄ではヤチムンと言います)にはあまり興味が無かったんですが、こうしてマジマジと見ると、〝そういえば内地ではこういう茶碗って見かけないなあ〟と思い、見れば見るほどだんだん欲しくなってきました。

〝しかし2等以外は要らないしなあ〟とクジ引きをやるかどうか随分迷いました。

私:「この茶碗、凄くいいですねぇ。あまり焼物には興味が無かったんですけど、凄く気に入りましたよぉ~」

おばちゃん:「これいいでしょう。あと1個しかないの」

え、あと1個。
なんてラッキーなんだ。
この茶碗は私に当たるために残ってたに違いない。
そう思いチャレンジすることにしました。

クジ箱に手を突っ込み、最初に掴んだクジを出そうとした時、頭の中に

〝ちょっと待て。そんなに簡単に引いていいのか?〟

そんな言葉が浮かびました。
確かに安易に行きすぎた。
昔韓国のカジノへ行ってブラックジャックをやった時、一度はマイナス3万円まで落ちこんだ後、〝ちゃんと集中したら次に出る数字が分かるんじゃないか?〟と思い、集中してやったらプラス5万円まで巻き返した事を思い出しました。

ここは集中だ。
今掴んだクジを一旦リリースしました。

そして頭の中で〝クジを開いたら「2等」〟というイメージを繰り返し、〝特賞、1等、3等、4等は要りません〟と念じ、もう一度クジを掴みました。
そしてゆっくりと箱から出し、クジを開いて出てきた数字は、な、なんと、

〝5等〟

え?5等?
ありませんけど?

私:「あれ、5等だけど」

おばちゃん:「あらやだ。5等?」

私:「うん、5等」

おばちゃん:「またぁ?」

え、また?

おばちゃん:「さっきも5等が出ちゃったの」

私:「あら。それでどうしたの?」

おばちゃん:「もう一回引いてもらって4等だった」

それはヤだ。
あんなに集中したのに、もう一回引いて4等なんて。

私:「え~、あんなに念を込めたのに~。もうテンションが上がらないよう」

おばちゃん:「そうだよねえ。じゃあ他の人には内緒だよ」

そう言って2等の茶碗をくれたのです。
もう嬉しくて嬉しくて、私は仲間のところへ行って今までの事を〝あそこのクジ引きでさあ・・・〟と嬉しさのあまり話し始め、最後の「他の人には内緒だよ」のくだりで、〝あ、内緒だった〟と気づきました。
恐る恐る振り返っておばちゃんの方を見ると、〝言ったね〟みたいな顔でこちらを睨んでました(笑)

他の人が見たらなんてことのない茶碗かもしれませんが、私はとても惹かれました。
この茶碗を見る度に、この時のエピソードを思い出します。

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沖縄の焼物もオススメです。

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