合唱団の新人獲得についての話し合い

こんにちは。営業部の牧です。今回も合唱団ネタですみません。

私の参加している合唱団で、先日年に一度の総会がありました。

今年の総会のメイン議題は、団をあげての新入団者獲得強化の必要性の確認と、そのための意見交換でした。

メンバーの平均年齢は、私が入団してから年々少しずつ上昇し、あと何年かで70歳代に突入しそうな状況となっています。それにともない年齢的な理由での退会者も増えてきました。新規の入会者がその分入ってくればよいのですが、退会者が入会者を上回る年のほうが多くなってきており、今回は将来に危機感をつのらせての話合いです。

中高年のスタッフが多い当社のような清掃業界でも、年々人手不足が顕著となっており、求人の応募が以前に比べ極端に少なくなってきています。合唱団のテーマは会社が抱えている問題とも重なり、世の中全体に言えることなのかなとも思えます。

私の所属する合唱団は、居住地近くのメンバーが集まる地元の合唱サークルというのではありません。活動は都心の港区や文京区を練習拠点としており、1都4県から参加者がいます。かつて10年、20年前までは、都内で働く社会人をメンバーの中心に活動してきたので、練習も仕事の後ということで平日の夜に行なっています。しかし50歳代以下の仕事を持つ社会人が、合唱と趣味を両立するのは非常に難しくなっているように感じます。

世間の多くの合唱団は土日メインで活動する団体が多いので、こちらもそうすればよいのですが、メンバーの中には土日に別の活動をしている人も多く、そうした選択肢はいまのところ考えにくい状況です。

今は半数以上が仕事を引退し、アルバイトと年金で生活する年代となっています。自宅から練習場に通うことが逆に遠距離通勤のようになってしまい、そうした方々には負担となっており、もっと早められないかという意見も出ています。

このところの入団者は、練習場近くで趣味の活動を探していた人、定年などで仕事を引退し趣味に時間を割けるようになった人、少ないながら働きながらも学生時代にやってきた音楽を続けたいと思う比較的若い世代などです。

そうした傾向も踏まえ90年以上現役世代の社会人を中心としてきた活動を今後どうしていくべきか、世間的には中高年の私も数少ない若手の1人に分類されてしまう中、どうしたらより若い年代の人に入ってきてもらえるか。

総会で様々な意見が出されましたが、時代に合わせて活動の形態を変えるけることもふまえ、皆で知恵をしぼり、手間と労力をかけて試行錯誤していきたいと思います。

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